LOVE IS OVER
この歌を女性歌手が歌うと
女性が持つ強さが伝わってくる
西城秀樹さんが歌うと
女性の深い哀しみや切なさ
愛の深さが伝わってくる…
東京に白い雪が降り積もった1984年1月
秀樹さんが入院する少し前
この時のヒデキ、雪のように儚い…
https://x.com/wakaba70938336/status/1860499859268354303
11/23 放送
— MUSIC FAIR (@MUSICFAIR_Fuji) 2024年11月16日
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2024年(令和6年)11月23日(日) 18:00
フジテレビ「MUSICFAIR」お酒にまつわる名曲特集。
「ラヴ・イズ・オーヴァー」を歌う西城秀樹さんがオンエアされました。
映像は1984年(昭和59年)1月29日放送のもの、歌唱は秀樹さん、伊東ゆかりさん、欧陽菲菲さんの順。
ヒデキの姿が少しずつ消えていき、伊東ゆかりさんの姿が現れる、という演出だったのですが…。秀樹さんの佇まいがあまりにも儚くて…。女性の包容力や力強さを表現する伊東さんと欧陽菲菲さんとはあまりに対照的なヒデキの線の細さ。放映後、悲しくて涙が止まらず、しばらく呆然としてしまいました。
翌日、Xで、長くファンをされている方と話したところ、この収録は1月18日に行われたそうです。放映は1月29日。そして、西城秀樹さんが低髄液圧症候群でデビューしてからはじめて長期入院したのが1月31日 (東京女子医大)。
当時のことが書かれたエッセイ。
独立して一年がたとうとしていた五十九年一月三十一日、頭が割れるほどの頭痛に見舞われたぼくは、病院にかつぎ込まれた。どうせ風邪だからすぐに退院できると思っていたが、いつまでたっても痛みはおさまらない。
結局、入院は四十日に及んだ。テレビ、ラジオ、そしてコンサートのキャンセルは五十本以上…。目の前が真っ暗になり、また頭痛がした。
ついこの間まで「ヒデキは最高だよ」と言っていた人が、「ヒデキは再起不能らしいよ」とふれ回っているらしい。今まで寄ってきた人たちも、妙にそっけなくなっていった。
この年、東京は何度も大雪が降った。病室から見える民家の屋根に積もった雪が、消えるころにはきっと退院できる…。そう自分を励ましたが、根雪が消えそうになると、また雪が降った。本当に悲しかった。
そんなある日、以前、『青年』というドラマで共演した緒形拳さんから手紙が届いた。
「ウシはノロノロ歩く」
ただそれだけの文面だったが、心の中まで涙があふれてきた。
「のどもと過ぎれば… 西城秀樹 緒形拳さんからの手紙」 産経新聞東京版夕刊1995年9月30日
1983年末から1984年春の雪は、「五九豪雪」と言われ、全国的に長く雪が降り続けました。*1
「心の中まで涙があふれてきた」
昭和五十九年。病院の窓から、独り、秀樹さんが見ていた白い雪。
2018年以降のファンの私には、当時の彼の体調や気持ちの揺れ動きは、歌声や佇まい、資料、当時を知る方々のお話を照らし合わせながら想像するしかなく、本当の西城秀樹さんの心はわからない。
だけど、MUSICFAIRでラヴ・イズ・オーヴァーを歌う秀樹さんの姿は、彼があの冬に見た雪のように、白く、深い哀しみを纏っているように見えました。
独立して間もない28才の秀樹さん。
一所懸命に頑張っていたんだね…。
西城秀樹さんの『ラヴ・イズ・オーヴァー』は、1982年武道館リサイタルのアルバム「HIDEKI RECITAL 秋ドラマチック」に収録されています。
MUSICFAIR この日のセットリスト 玉置浩二・沖仁 ワインレッドの心/細川たかし 北酒場/石川さゆり ウイスキーが、お好きでしょ/森高千里・稲垣潤一 気分爽快/Tani Yuuki W/X/Y/河島英五・海援隊 酒と泪と男と女/欧陽菲菲・西城秀樹・伊東ゆかり ラヴ・イズ・オーヴァー/テレサ・テン つぐない/平井堅 even if/八代亜紀 舟歌