昭和の大スターだった。
平成の最後まで生きてくれた。
平成の次の時代にも残る歌を遺してくれた。
東京都台東区浅草「喫茶マウンテン」にて、西城秀樹さんと野口五郎さんが食したクリームあんみつとマルベル堂プロマイドとともに。
西城秀樹さんの逝去は2018年平成30年5月16日。30年間続いた平成最後の年（正式には平成最後の日は2019年・平成31年4月30日）に、私達団塊ジュニア世代のスター、本当は私より少し上の世代のスーパースター・ヒデキは、私達の世界から見えなくなりました。秀樹さんの逝去に触れ、巨大な星が堕ちたような衝撃を受けたのを今も覚えています。
二度の脳梗塞を患い、苦しいリハビリに励んで、でも六十三歳の西城秀樹は「ヤングマン」だった。無理して若振っているのではなく、六十三歳でも「ヤングマン」のままでいた。
橋本治「人が死ぬこと」〜遠い地平、低い視点〜
2023年4月18日記す。
